May16 2008

京都旅行 3・4日目

3日目は雨降りになりましたが、今回の旅行のもう一つの目的、
没後120年記念「川鍋暁斎」展へ。
京都国立博物館
 京都国立博物館でのみ開催の特別展です。
暁斎作品の幾つかは見たこととがありますが、これだけ多種多彩な作品を見られるなんて!
 着想の奇抜さ、筆の勢い、描写力!
 すごいの一言に尽きます。来たかいがありました。
一般的には怪奇絵が得意と見られているのかもしれませんが、幽霊から、美人画、
風景、鳥獣戯画、芝居絵などあらゆる分野で腕を奮っています。
特に大伝馬町の豪商の14歳で亡くなった娘・たつの菩提を弔う絵巻には
暁斎の優しい心根が(明治期に描かれただけに、たつは汽車に乗って極楽へと往生していきます。
明るい色調と微笑みを誘うユーモアで幸せな気持ちになれます)とても感じられ、
皆さん行列して熱心に見ていました。
残念ながら今回は終了ですが、機会があれば、又是非見たいです。

 お昼はすぐ傍の七条甘春堂へ。京都ならではの古い家屋の甘味所です。
お抹茶とお菓子、葛きりなどのセットやお赤飯セットなどもあります。
お茶はご自身のお手前でどうぞ。
抹茶・お菓子セット お赤飯セット
お釜(下には電熱器)

すぐ前は三十三間堂。いつものことながら1001体の千手観音には圧倒されます。
必ず知った顔の方がいると言われてますが、私と同じ顔の仏さまはどこに?
ひょっとしてお出かけ中?
今回は仏様たちの前の二十八部衆をじっくり拝見。外に出てから御堂を一周。
改めてその長さに驚き、通し矢の大変さに感心しました。
  通し矢の時は今も大観衆で一杯だそうです。

その後、定番清水寺コースを修学旅行生や外人観光客と共に歩き、宿へ。
ああ、くたびれた。

 さて翌最終日、嵯峨野歩きに出発。まずは天龍寺へ。さすが京都五山の一位です。
広大な敷地の中のもみじの種が赤く実りとても綺麗でした。
 秋の紅葉を偲ばせてくれる紅

 トロッコ鉄道傍の竹林には
今年の筍がまだ茶色の皮を着けたまま、
若さを誇りながら伸びています。
こんなに伸びても先の方は柔らかで
美味しく食べられると聞きましたが、本当かしら。
大人の竹に負けないぞぅ

 いつもは通り過ぎていた大河内山荘へ。
小倉山の傾斜を上手く取り入れた回遊式のお庭は、京都市内の展望も素晴らしく、お勧めですよ。
俳優・大河内伝次郎さんの映画は年代も違い、あまり拝見していませんが、
想像していたイメージがずいぶん変わりました。
しっかりした人生観をお持ちの方だったのですね。
山荘から保津川峡方面

今回の嵯峨野散策では、今年、銀座松屋で個展を拝見した
人形作家・森小夜子先生のティールームとアトリエを偶然見つけ、
運良くご在宅の先生と親しくお話できました。
とても気さくなお人柄で一層のファンになりました。
広いお庭と丹精された植物に囲まれたアトリエで作られる作品はどれも優しく穏やかな可愛いお人形たちです。
今回の旅一番の嬉しいサプライズでした。
ティールーム「アイトワ」 人形たち 人形たち 人形たち 人形たちお庭を見つめて

その後、御髪神社(日本唯一の髪守り神社だそうです)
二尊院(小倉餡記念碑がありました) 落柿舎(俳人・向井去来の庵で一句)
 祇王寺(青いケシが咲いていました)
 清涼寺(内庭の植木が変わった仕立てになってました)などを廻り、京都駅へ。
美容師さんの奉納が一杯 小倉餡は小倉山在住の方の考案だそうです 投句入れ 柿の花の蕾 和傘にも似合う?青いケシ 清涼寺の変わった枝ぶりの木々
忙しかったけれど楽しい旅でした。
さぁ、明日からは布花レッスン。頑張ります!

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